攻撃性が死亡リスク高める

急性冠症候群は急性心筋梗塞、不安定狭心症、心臓突然死を含み、冠動脈プラーク破綻などで冠動脈に血流障害を来す病態です。

攻撃性は心疾患、心臓血管イベント、不整脈のリスクの増加と関連していると言われていました。

しかしながら、攻撃性と急性冠症候群の再発および死亡率との関連については曖昧な報告がされ、様々な結果が混在していました。

 

この研究は、攻撃性が急性冠症候群の再発と死亡の予測因子であるかどうかが評価されました。

Eur J Cardiovasc Nurs.からの報告です。

 

 

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方法

急性冠症候群の既往がある患者の大規模ランダム化試験のデータ(n=2321)を用いて二次解析が行われました。

ベースラインで攻撃性をMultiple Adjective Affect Checklist(MAACL)で測定し、急性冠症候群の再発と全死因死亡率を評価するため、24ヵ月間追跡しました。

 

結果

ベースラインの患者背景は既婚者(73%)、白人(97%)、男性(68%)で、平均年齢は67±11歳でした。

57%がMAACLカットポイントに基づいて攻撃性を持っているとされました(平均スコア=7.56±3.8)。

攻撃性は全死因死亡の独立した予測因子でした(p = < 0.039)が、急性冠症候群再発の予測因子ではありませんでした(p = 0.792)。

まとめ

攻撃性は急性冠症候群患者に多くみられ、全死亡と関連していましたが、急性冠症候群との関係はさらなる検討が必要です。

Hostility predicts mortality but not recurrent acute coronary syndrome. Eur J Cardiovasc Nurs. 2020 Sep 14

 

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