院内心停止の予後因子: BMJ

この研究では院内心停止後の生存率と心停止前および心停止中の予後因子との関連が評価されました。

システマティックレビューおよびメタアナリシスでデータソースはMedline、PubMed、Embase、Scopus、Web of Science、およびCochrane Database of Systematic Reviewsの2019年2月4日までのデータです。

院内心停止前および停止中の予後因子、および院内心停止後の生存率を調査した英語研究が用いられました。

目次
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結果

一次解析には23件のコホート研究が含まれました。

心停止前因子で、男性(オッズ比0.84, 95%CI0.73~0.95)、60歳以上(0.50, 0.40~0.62)、活動性のある悪性腫瘍(0.57, 0.45~0.71)、および慢性腎臓病(0.56, 0.40~0.78)は、院内心停止後の生存率低下と関連していました。

また心停止時の挿管(0.54, 0.42~0.70)および15分以上の蘇生時間(0.12, 0.07~0.19)は生存確率の低下と関連していました。

心停止中因子で、目撃者あり(2.71, 2.17~3.38)、モニター覚知(2.23, 1.41~3.52)、日中時間帯(1.41, 1.20~1.66)、ショック可能な不整脈(5.28, 3.78~7.39)は、生存率上昇と関連していました。

limitationは観察研究のメタアナリシスのみを対象にしたこと、予後因子と退院時の神経学的転帰や長期生存との関連は不明であることが挙げられています。

また、この研究で評価された予後因子は介入困難(年齢、性別、併存疾患)でしたが、それらの影響を理解することは重要であるとしています。

Pre-arrest and Intra-Arrest Prognostic Factors Associated With Survival After In-Hospital Cardiac Arrest: Systematic Review and Meta-Analysis. BMJ. 2019 Dec 4;367:l6373.

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